誰でも風呂上りにサクッと体重測定できるスマートバスマット。
「スマートバスマット」と「スマホ連動型の体重計・体組成計」の両方を検討してる方もいると思い、比較してみました。
両方ともスマホ連動型ですが、果たしてどんな違いがあるのでしょうか?
スマートバスマットのことをよく知らない方はコチラの記事をご覧ください。
スマートバスマットは体重計でもありバスマットでもあるので、どうしても劣る部分はあります。
スマートバスマットが劣る点
- 本体に体重が表示されない
(アプリに表示) - 測定項目は体重とBMIのみ
- サイズが大きい
(幅600×390×20mm) - 本体重量が5.6kgと重い
- 体組成計よりも価格がやや高い
(16,000~17,000円)
バスマットとしても使用するので、サイズは体重計よりも倍近く大きいです。
もし上記の点が気に入らない方は、即ブラウザバックを推奨します。
多少劣るところはあっても気にしないという方は、読み進めてもらえればきっと参考になるでしょう。
徹底的に比較したので、比較項目は「価格」「サイズ」「カラー」「保証期間」など10項目以上あります。
体重計と体組成計の違い
比較の前に、まず体重計と体組成計をそれぞれ簡単に説明します。
体重計は、機器に乗れば体重を(BMIも)計測できる。
体組成計は、両足の素足で機器に乗り、体重以外に体脂肪率・筋肉量・骨量などを計測できる。
ちなみに体組成計の最適な計測タイミングは、『運動・食前・入浴の後を避けた、同じ時間帯』です。
お風呂上りでは、体脂肪率などを正確に測れないんですね
スマホ連動型の体重計との比較
まずはスマホ連動型の体重計との比較をしました。
このタイプは非常に少なく、一番有名なのが「オムロン HN-300T2」となります。
体重計同士ですが、違いは顕著にあらわれました。
issin スマートバスマット | オムロン HN-300T2 | |
---|---|---|
税込価格帯 | 16,000~17,000円 | 3,000~4,000円 |
測定項目 | 体重/BMI | 体重/BMI |
接続 | Wi-Fi | Bluetooth |
最大登録人数 | 8人 | 2人 |
電池 | 不要 (USB充電方式) | 単4形乾電池 4本 |
測定時間 | 約3秒 | 約3秒 |
最小測定単位 | 100g単位 | 100g単位 |
最大計量 | 150kg | 135kg |
サイズ (外形寸法) | 横幅:600mm 奥行:390mm 高さ: 20mm | 横幅:270mm 奥行:290mm 高さ:26.9mm |
本体重量 | 約5.6kg | 約1.5kg |
カラー バリエーション | グレー ダークグレー グリーン | ブラック ホワイト |
保証期間 | 1年 | 1年 |
詳細 | 製品詳細ページ | 製品詳細ページ |
購入場所 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 |
「接続」が違うので、このようなことが言えます。
- スマートバスマットは、Wi-Fi環境がないと使えない
- オムロン HN-300T2は、Bluetooth接続なのでスマホがあれば使える
ただWi-Fi環境があるのであれば、間違いなくWi-Fi接続タイプの方が便利です。
Bluetooth接続だと、測定時にスマホを持ち込んだりアプリを開いたりする手間がかかります。
そのため体重管理を続けるという点では、Wi-Fi接続の方が続けやすいです。
また「最大登録人数」も違うことから、このようなことが言えます。
- スマートバスマットは、ファミリー層にも使える
- オムロン HN-300T2は、一人暮らし・二人暮らし向け
ファミリー層にも一人暮らしにも幅広く使えるのが、スマートバスマットの良さでもあります。
スマホ連動型の体組成計との比較
ここからは体組成計との比較なので、どうしても測定項目の数では差が出てしまいます。
ただ測定項目が多いから一概に良いとは言えません。
見るべき項目を絞った方が、わかりやすいし、管理しやすいというメリットもあるからです。
また検討しやすいように、「Bluetooth接続」と「Wi-Fi接続」とに分けて比較しました。
測定項目の用語解説
比較する前に、測定項目の用語を説明しておきます。
BMI | [体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で算出される値。肥満や低体重(やせ)の判定に用いる。疾病率が最も少ない、理想的なBMI値は「22」とされている。 |
基礎代謝 | 人が生きて行くために必要な最低限のエネルギーのこと。 具体的には、上向きで横になった状態で、肉体的・精神的に安静であり、睡眠することなく、腕や脚などを動かさずに24時間で消費するエネルギー量のことを指す。 |
骨格筋 | 骨格に沿って付いている筋肉のことで、その収縮によって身体を支え、動かしています。一般的には単に筋肉という場合、この骨格筋のことを指す。 |
Bluetooth接続タイプとの比較
スマホ連動型の体組成計の中で、一番主流であるBluetooth接続のものと比較しました。
オムロン、タニタの中でもオーソドックスで人気なものを選んでます。
issin スマートバスマット | オムロン カラダスキャン HBF-255T/256T | タニタ BC-766/767/768 | |
---|---|---|---|
税込価格帯 | 16,000~17,000円 | 11,000~12,000円 | 8,000~9,000円 |
測定項目 | 体重/BMI | 体重/BMI/体脂肪率 内臓脂肪レベル/基礎代謝 骨格筋率/体内年齢 | 体重/BMI/体脂肪率 内臓脂肪レベル/基礎代謝 筋肉量/骨量/体内年齢 |
接続 | Wi-Fi | Bluetooth | Bluetooth |
最大登録人数 | 8人 | 4人 | 5人 |
電池 | 不要 (USB充電方式) | 単4形アルカリ乾電池 4本 | 単4形アルカリ乾電池 4本 |
測定時間 | 約3秒 | 約4秒 ※体組成計としては早い | 不明 |
最小測定単位 | 100g単位 | 50g単位 | 100g単位 |
最大計量 | 150kg | 135kg | 150kg |
サイズ (外形寸法) | 横幅:600mm 奥行:390mm 高さ: 20mm | 横幅:327mm 奥行:249mm 高さ: 30mm | 横幅:316mm 奥行:261mm 高さ: 27mm |
本体重量 | 約5.6kg | 約1.7kg | 約1.8kg |
カラー バリエーション | グレー ダークグレー グリーン | ブラック ホワイト レッド | メタリックブラック パールホワイト |
保証期間 | 1年 | 1年 | 1年 |
詳細 | 製品詳細ページ | 製品詳細ページ | 製品詳細ページ |
購入場所 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 |
やはり大きな違いは、測定項目数と、接続がWi-FiかBluetoothかどうかです。
細かいところでは、電池不要かどうか、最小測定単位が50gか100gかの違いはあります。
ただこの辺りは、好みの問題だと思います。
電池に関して言えば、各々で以下のようなデメリットがあります。
- USB充電方式だと、電池不要だが、ある程度の期間で充電が必要
- 電池式だと、電池切れの際に予備の電池を持ってないと測れない
ちなみにスマートバスマットは、フル充電で3ヶ月以上使用可能と明記されてます。(issin公式HPより)
このあたりは1日に何人何回使用するのかに左右されるので、鵜呑みにせず目安ととらえましょう。
電池を買いにいく手間や買い忘れ、予備の電池を置いてるか、どこに置いてるかなど余計なことを考えなくて済むのがUSB充電方式のメリットです。
Wi-Fi接続タイプとの比較
スマホ連動型の体組成計の中でも、Wi-Fi接続タイプのものと比較しました。
Wi-Fi接続タイプはまだ少なく、体組成計で有名なオムロンでも、Wi-Fi接続可能なものはまだありません。
ただこれからは間違いなくWi-Fi接続タイプのものが増えてくるでしょう。
スマートバスマットもWi-Fi接続タイプなので、比較対象を多めにしてます。
issin スマートバスマット | タニタ RD-930L/931L | エレコム HCS-WFS01 | アンカー Eufy Smart Scale P2 Pro | HUAWEI Scale3 | |
---|---|---|---|---|---|
税込価格帯 | 16,000~17,000円 | 26,000~29,000円 | 9,000~10,000円 | 7,000円 | 3,500~4,500円 |
測定項目 | 体重/BMI | 体重/BMI/体脂肪率 内臓脂肪レベル/基礎代謝 筋肉量/骨量/体内年齢 体内水分率/心拍数など | 体重/BMI/体脂肪率 内臓脂肪レベル/基礎代謝 骨格筋率/骨量 | 体重/BMI/体脂肪率 内臓脂肪レベル/皮下脂肪率 基礎代謝/筋肉量/骨格筋量 骨量/水分量/心拍数 体内年齢/ボディタイプなど | 体重/BMI/体脂肪率 内臓脂肪レベル/基礎代謝 骨格筋量/骨ミネラル量 体内水分率/心拍数 |
接続 | Wi-Fi | Wi-Fi Bluetooth | Wi-Fi | Wi-Fi Bluetooth | Wi-Fi Bluetooth |
Wi-Fi通信規格 | IEEE802.11b/g/n | IEEE802.11b/g/n | IEEE802.11b/g/n | IEEE802.11b/g/n | IEEE802.11b/g/n |
Wi-Fi周波数帯 | 2.4GHz | 2.4GHz | 2.4GHz | 2.4GHz | 2.4GHz |
最大登録人数 | 8人 | 4人 | 4人 | 制限なし | 不明 |
電池 | 不要 (USB充電方式) | 不要 (USB充電方式) | 単4形アルカリ乾電池 4本 (コンセントの接続も可) | 単4形アルカリ乾電池 4本 | 単4形アルカリ乾電池 4本 |
測定時間 | 約3秒 | 不明 | 10秒以上 | 不明 | 不明 |
最小測定単位 | 100g単位 | 50g単位 | 50g単位 | 50g単位 | 100g単位 |
最大計量 | 150kg | 180kg | 150kg | 150kg | 150kg |
サイズ (外形寸法) | 横幅:600mm 奥行:390mm 高さ: 20mm | 横幅:304mm 奥行:327mm 高さ: 34mm | 横幅:309mm 奥行:289mm 高さ: 32mm | 横幅:280mm 奥行:280mm 高さ: 26mm | 横幅:300mm 奥行:300mm 高さ:23.6mm |
本体重量 | 約5.6kg | 約2.1kg | 約1.5kg | 約1.2kg | 約1.6kg |
カラー バリエーション | グレー ダークグレー グリーン | ブラック ホワイト | ブラック ホワイト | ブラック ホワイト | ホワイト |
保証期間 | 1年 | 1年 | 1年 | 18ヶ月 | 不明 |
詳細 | 製品詳細ページ | 製品詳細ページ | 製品詳細ページ | 製品詳細ページ | 製品詳細ページ |
購入場所 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 |
比較しましたが、正直どれが優れてるとは一概に言えません。
というのもWi-Fi接続がうまくいかなかったり、複数人では共用しづらいケースが発生してるからです。
一人だけで使用する分には問題なさそうですが、複数人で使用する場合は口コミ等をよく確認しておいた方がよいでしょう。
口コミによれば、複数人で使用する場合、他の人に自分の体重を見られてしまうものもあるようです。
体重というのはプライバシーな情報ですから、デリケートに扱って欲しいところ。
その点スマートバスマットは、きちんと配慮がされています。
家族間であっても各自のデータを見れなくしたり、体重非表示でグラフだけシェアするなんてことも可能です。
Wi-Fi接続タイプの注意点
Wi-Fi接続タイプを検討してる方に、一つだけ注意があります。
Wi-Fiルーター(親機)と体組成計(子機)の「周波数帯」が合うのかを必ず確認しておいてください。
子機であるスマートバスマットや体組成計は、周波数2.4GHz帯のみしか対応しておらず、5GHz帯には非対応です。
まとめ:スマートバスマットの良さ
スマホ連動型の体重計・体組成計を比較した結果、スマートバスマットの良さが明確になったのでまとめました。
スマートバスマットの良さ
- 体重計に乗るという手間がない
- 最大登録人数8人なのでファミリー層にも十分使える
- USB充電なので電池不要
- Wi-Fi接続なので自動で体重を記録できる
- 複数人で使用する場合、他の人に体重を見られないようにできる
要するに「無理なく続けれられる点」と「複数人でも安心して使える点」のこの二つが、他よりも優れていると言えます。
どんなに機能が良くても、使い続けることができなければただの置き物になってしまいます。
価格は少し高いですが、続けることの難しさをわかってる人には十分価値があるものだと私は思います。
スマートバスマットは2022年11月初旬に発売されたばかりなので、早期故障などを心配される方もいるかと思います。
他の体重計などと同じ様に1年間のメーカー保証がしっかり付いているので、その点は心配いりません。
保証期間内に故障した場合は、無償で修理・交換対応となってます。
1年保証では物足りないという方は、issin公式HPで購入すれば、追加料金ありで延長保証も可能です。
スマートバスマット始めてみませんか?
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最後までお読みいただきありがとうございます