風呂トイレ一緒の物件に住むのはアリか?メリット・デメリットを解説

風呂トイレ一緒

ネットで物件探しする際に、こだわりの条件として「風呂トイレ別」にチェックを入れる方も多いかと思います。

ただ実際に不動産屋へ行った際に、「風呂トイレ一緒」の物件も紹介されて、その家賃の安さに惹かれたという方もいるかと思います。
そしてそれと同時に「風呂トイレ一緒の物件のどうなの?」って疑問に思うことでしょう。

今回はそんな方のために風呂トイレ一緒の物件のメリット・デメリットを解説していきたいと思います。

T&M
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そういう私は3年ほど風呂トイレ一緒の物件に住んだことがあります。

ただ風呂トイレ一緒の物件は多少の不便さは感じるものなので、その点について細かく書きました。

結論を言うと、家賃重視の方には全然アリだと思います。

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不便さはあっても案外慣れるもの。住めば都です。

風呂トイレ一緒のメリット

もうメリットに関しては、とにかく「家賃が安い」ことに尽きます。

その他にもありますが、参考程度にしてください。

メリット①:家賃が安い

風呂とトイレを一緒にしてるということは、トイレの専有面積(約2㎡)分を削減してる訳ですから家賃が安いです。

大阪に限ると、風呂トイレ一緒の物件と別々の物件では、おおよそ5,000~15,000円くらいの差があります。東京だと土地が高いのでもう少し差が大きいと思います。

そして家賃は毎月の固定費用なので、この金額差は結構効いてきます。

例えば金額差10,000円として2年間住むとすると、2年間で24万円もの差が出ることになります。

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家賃重視で探してる人には魅力的な金額差ですね。

ただ何年住む予定かによってこの金額差は大きく変動するのでその点だけご了承ください。

メリット②:用が足せる

他のメリットとして思いつくのは「お風呂の時に用を足せる」というくらいでしょうか。
正直そのくらいしか思い浮かびませんでした。

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正直なところ家賃以外のメリットはほぼ皆無です。

他のサイトだと「掃除が楽」という意見がチラホラありましたが、個人的には全然楽だとは思いませんでした。

むしろ掃除の時に気を使うことの方が多いです。その点については、この後の『デメリット』で解説します。

風呂トイレ一緒のデメリット

メリットに比べデメリットは多いですが、どれも細かいことばかりです。

特に衛生面で気を使うことが多いです。神経質な人は気にするかもしれませんが、そうでない方はそれほどデメリットに感じないかもしれません。

デメリット①:トイレットペーパーがふやける

風呂トイレ一緒なので、入浴・シャワー中には室内が蒸気で満たされます。

そのためトイレットペーパーが蒸気を含んでしなしなにふやけた感じになることが多々あります。

そうなるので予備のトイレットペーパーはどこか別の場所に保管しておいた方いいです。

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風呂トイレ一緒の物件のあるあるですね。

デメリット②:床が濡れやすい

浴槽で入浴・シャワーすることになりますが、浴槽から出た際に浴室内の床が濡れます。

おそらく便座のフタの上とかにバスタオルを置くと思いますが、そのバスタオルを取ろうとする際にも床が濡れるでしょう。

なので浴室内にバスマットが必要になるかと思います。

また浴室の広さにもよりますが、スペース的に珪藻土バスマットを置けないのがネックです。

そのためバスマットも定期的に洗わないといけないのが手間だったりします。面倒だと思って洗わないでいると、菌が繁殖して臭くなるので要注意です。

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私は使い古しのバスタオルをバスマットとして使用して、1~2日間おきに洗濯してました。

デメリット③:掃除するのに気を使う

浴槽周辺を洗うだけでも気を使ってしまうのが、風呂トイレ一緒の物件の一番のデメリットだと個人的には思っています。

というのも洗剤を洗い流すのにシャワーを使うと思いますが、そのシャワーの当て方が雑だとトイレや洗面台に飛び散って濡れてしまいます。ひどいとトイレットペーパーにかかってたりします。

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風呂トイレ別であれば、そんなことに気を使う必要が一切ないですからね。

デメリット④:とにかく狭い

風呂トイレ別の物件と比べるとどうしても窮屈さを感じてしまいます。

入浴中に動けるスペースが浴槽の中だけに限られてしまうのでこればかりは仕方がないです。

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お風呂の時間をのんびりゆったり過ごしたいと思ってる人には向かないですね。

デメリット⑤:カビが生えやすい

湿気がこもりやすい場所なので換気扇を回さないとカビが発生しやすいです。

特に気を付けたいのが「シャワーカーテン」

水滴がよくついてるので換気扇を回してもなかなか蒸発してくれません。なのできちんとシャワーカーテンを広げた状態で換気扇を回すのが鉄則です。

お気に入りのシャワーカーテンを買ったのに、使用してすぐ黒い斑点(カビ)を見つけてビックリなんてことも十分あり得ます。

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シャワーカーテンだけはマジでカビが生えやすいです。

まとめ:どんな人に向いてるのか?

最後に「風呂トイレ一緒の物件」と「風呂トイレ別の物件」のメリット・デメリットを表にしましたので参考にしてもらえればと思います。

風呂トイレ一緒の物件風呂トイレ別の物件
メリット・家賃が安い
・入浴中に用を足せる
・掃除がしやすい
・お風呂をゆったり広く使える
・トイレを物置にも使える
デメリット・トイレットペーパーがふやける
・床が濡れやすい
・掃除するのに気を使う
・とにかく狭い
・カビが生えやすい
・家賃が高い

以上のことをまとめると、下記に当てはまる方が風呂トイレ一緒の物件に向いてると思います。

風呂トイレ一緒の物件に向いてる人

・家賃を極力抑えたいと思っている

・掃除をあまり手間だと感じない

・やせ型もしくは普通体型

・衛生面で神経質にならない

・風呂は湯船に浸からずシャワーで済ます

・どちらかというと20~30代の若者向け

これは私の経験談ですが、これから一人暮らしを始める方は、すべてが新鮮なのであまり掃除を手間だと感じにくいので向いてるかもしれません。

逆に一人暮らしが長く風呂トイレ別の物件しか住んだことがない方には正直向かないと思います。

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私自身、もう風呂トイレ一緒の物件には住めない体になってしまいました。

私は過去に痛い思いをしてるので、お風呂はいつも湯船に浸かるようにしてます。
よかったら下記の記事も参照してもらえればと思います。

【体験記】お風呂が嫌い・面倒臭い方は要注意!毎日シャワーで済ませるとどうなる?何のためにお風呂に入るのか?入浴のメリット・デメリットをまとめてみた

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